コツコツ読書ブログ

30代男がいいと思った本を紹介します。目指せ100冊!

【感想】毒親サバイバル(著:菊池真理子)

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今回は親子関係に悩んでいる方にオススメの本を紹介します。

毒親サバイバル

目次

・基本情報

・この本を読もうと思ったわけ

・内容紹介

・この本で学んだこと

・まとめ

毒親サバイバルの基本情報

発売日:2018年08月31日 
判型:A5判 
商品形態:コミック、電子書籍
ページ数:160
ISBN:9784046022806

親に押しつぶされなかった有名無名11人の、赤裸々な体験談。

アルコール依存症の父親との顛末を描いた「酔うと化け物になる父がつらい」で世に衝撃と共感をもたらした菊池真理子さんが今度は毒親から生還した10人を取材してコミックにまとめました。

菊池さん自身も含めて登場する、有名無名の11人の人々が親から受けた傷はみんな違います。

アルコール依存症の親、暴言と暴力の親、価値観を一方的に押し付ける親、果てしなくお金をむしりとる親、そんな状況を見て見ぬふりする親……。(略)

本書は、親と同じ道を選ばないために、全身、全力でサバイバルしていく11人のさまを、リアルにコミック化した、コミックだからなしえた作品です。

毒親サバイバルを読もうと思ったわけ

前に菊池さんの”「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~”を読みました。

僕も父親に暴力を受けて育った過去を思い出し、「あの時は辛かったな」と振り返ることができました。

親との関係についてもっと深く考えたくて、この本を読もうと思いました。
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毒親サバイバルの内容紹介

○傷つきながらも自分の人生を生きる

もちろんだから親を許せってことじゃないよ。

本当の自分は親との関係抜きにはとらえられない。

長短含めて自分のことをきちんと知る。

それが自分を好きになりラクになれるスタート地点だと思うんだよ。

本書を読み終えると、希望が湧いてくる。

ともすれば「世代連鎖」という言葉に影響され、同じことをやってしまうのではと恐れるひとたちがあまりに多いが、11人のひとたちは親と同じ道を歩まなかった。

自分のプライドに賭けても、それだけはしないという思い・覚悟が、本書のいたるところから伝わってくる。

それが読むひとたちに希望を与えるのだ。(解説)

毒親サバイバルで学んだこと

この本を読んで、漫画のモデルになった人たちの心の強さを感じました。

みなさんは自分たちは親に愛されなかったと、変に被害者ぶっていません。

そして人間不信にならず、開けた世界(外)へ踏み出しているのも印象的でした。

心に傷を負っていても悲観せず、自分の人生を生きよう。

そんな強い思いが伝わってきて、すごいなと思いました。

僕もこの先ずっと親への恨みつらみを言って生きるのは嫌です。

簡単ではないけど、自分の人生を生きたいと思えました。

毒親サバイバルのまとめ

漫画なので読みごたえがありつつ、シリアスになりすぎないのがよかったです。

毒親に育てられても、生きている意味はある。

何歳からでも自分自身を取り戻し、幸せになれる。

苦しいのは自分一人じゃないんだと、元気がもらえました。

毒親に育てられて辛い思いをされている方、生きづらさを抱えている方に読んでほしいです。

 「毒親サバイバル」に興味のある方はこちらの本もオススメ

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【オススメ本】親になってもわからない 深爪な子育てのはなし(著:深爪)の感想

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「大人になっても毒親との付き合い方が分からない…」

毒親に育てられたせいで、自分が親になることにためらいがある」

あなたも毒親との関係で悩んでいませんか?

この本には親子関係が楽になり、生きやすくなるヒントが書かれています。

人生を前に進める力になってくれると思いますよ。

親になってもわからない 深爪な子育てのはなし

 

目次

・基本情報

・この本を読もうと思ったわけ

・内容紹介

・この本で学んだこと

・まとめ

「親になってもわからない」の基本情報

著者:深爪(ふかづめ)

発売日:2022年02月02日

判型:四六判

商品形態:単行本

ページ数:208

ISBN:9784047369061

笑って泣けてためになる。子育て世代から共感の嵐!
毒親のもとで育ち、二児の母となった著者がその呪縛から解放されるために悩みながら模索する日々を綴った自身初の"子育てエッセイ"。

深爪流・子育て論をとくとご堪能あれ。

書き下ろし多数。

主婦/コラムニスト
二児の母。

主な著書に「親になってもわからない」「立て板に泥水」「深爪式 声に出して読めない53の話」「深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話」

ドラマ、人生、恋愛、子育て、シモと執筆ジャンルは多様。

著者の深爪さんは子育てを中心に、ネットでコラムを執筆されています。

ご自身の子育ての悩みをざっくばらんにお話されています。

僕はこの本で初めて深爪さんを知りましたが、親近感がもてました。

「親になってもわからない」を読もうと思ったわけ

僕は幼少期に父親から虐待を受けました。

成人後も父親との向き合い方に悩んでいます。

こんな自分でも親になりたいと思う瞬間がありますが、怖くて勇気が出ません。

少しでも親になった気分を味わいたくて、この本を読もうと思いました。

「親になってもわからない」の内容紹介

1.親に期待しすぎない

もしかしたら私は、親が子に期待するように、母に期待をしていたのかもしれない。

「親なんだからきっと褒めてくれるはず」「 親なんだから無条件に愛してくれるはず」と。

その思いに応えてくれない母を憎んでいたが、期待の押し付けはお互いさまだったのだ。(略)
だが、親子であれ、好きになれないこともある。

イライラしたり反発したり、ときには憎むことだってある。

そういう感情を全部ひっくるめて、互いを「ひとりの人間」として尊重できるのなら、それはきっと愛なのだ。 (P193)

僕は子どもの頃から、「親は子どもの面倒を見て当然」と思う癖がありました。

親に完璧さを求めすぎて、母親に「親だって一人の人間なんだ」と怒鳴られたこともあります。

そのときのことを思い出して、胸が痛くなりました。

2.親も一人の人間だと認める

だいたい、子供を産んだからといって、ただの人間が突然聖人になれるはずがないのだ。(P.188) 

「大丈夫? 大丈夫だよね?」 と執拗に確認し、「大丈夫だよ」の答えを得て、自分が楽になりたかっただけなんじゃないだろうか。(P.98)

どんな事情があれ、親による虐待はダメで、絶対に許されません。

なので僕としても、暴力に関して親を許すつもりはありません。

でも一歩引いて親をひとりの人間として見ることで、視界がクリアになるのでは?と思いました。

親の人間味が見えてくるといいますか…。

過去の出来事へのカメラのピントが合って、すごく大きかった親が、少し小さく見える感じというか。

親をフラットに見られる気がしました。

「親になってもわからない」で学んだこと

この本を読んで、親子関係ってもっとカジュアルでいいのかなと思いました。

「親子はこうあるべき」という価値観に縛られない。

すると親子で分かり合えない部分があっても仕方ないと感じられました。

毒親に育てられた深爪さんが迷いながら子どもと向き合う姿に、勇気をもらえました。

僕も親になってもいいのかなと前向きな気持ちになれました。

「親になってもわからない」のまとめ

「結婚や子育てに興味はあるけど、なかなか踏み出せない」という方にオススメです。

こんな自分でも親になれるかもしれない。

親になっていいのかな。

そんな風に気持ちが楽になりますよ。


 

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毒親とのかかわり方に悩んでいる方は、こちらの本も参考になります。

【まとめ】角田光代さんのおすすめエッセイ

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角田光代さんのエッセイでオススメが知りたい」

「エッセイを読んで楽しい気分になりたい!」

そんな疑問をお持ちのあなたに、角田さんのオススメエッセイをご紹介します。

この記事を読めば、あなたに合ったエッセイが見つかりますよ。

角田光代さんのおすすめエッセイまとめ

目次

よなかの散歩

角田光代さんのおすすめエッセイ1 「よなかの散歩」

書誌情報

読み仮名    ヨナカノサンポ

シリーズ名    新潮文庫

発行形態    文庫

判型    新潮文庫

ISBN    978-4-10-105829-0

恋人にカレーが好きといわれるがっかり感。

住んでわかった新しい「家族」のすごいところ。

なぜ私は家計簿をかかさずつけるのか。

そして、なぜ子供が写った年賀状が好きなのか?……

食べ物、暮らし、旅のこと、人のこと。

あせらずに、りきまずに。

流れる毎日のあれこれをやわらかく綴る、小説家カクタさんの生活と(ちいさな)意見。

共感保証付き、日常のおもしろさ味わいエッセイ。

食(一)
運命の出会いというものは、たしかにあると思う

人は否応なく変化する

年相応の格好が、できない
食(二)
つまるところ愛なんじゃないかと思う

私は自分の誕生日が好きである

感情というより、もっと細胞的に好きなのだ
あとがき

オススメしたい人

・30代、40代で体の変化を感じている人

・料理や旅行が好きな人

雑誌「オレンジページ」で連載されていたエッセイをまとめた本。

角田さんもオレンジページの愛読者で、レシピにまつわる思い出も語っています。

旅や食にまつわるエッセイが多く、日常感が満載!

角田さんが大学時代に食べた「勘違いカルボナーラ」の話にえっ?と驚きました。

加齢を悲観せず、フラットな気持ちで今を楽しむ角田さんが素敵です。

”年を取ることを面白がる”

そんな気持ちになれる一冊です。

【漫画】「神様」のいる家で育ちました〜宗教2世な私たち〜 (著:菊池真理子)の感想

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「友達やパートナーが宗教2世なんだけど、どう接したらいいんだろう…」

「ウチは宗教はやってないけど、親の価値観の押し付けに悩んでいる…」

今、宗教2世の問題が世間で大きな話題になっています。

しかし彼らの苦しみは他人事ではなく、誰にでも起こる得ることです。

宗教2世に関心がある人、親子関係に悩んでいる人にオススメのマンガです。

 

目次

・基本情報

・この本を読もうと思ったわけ

・内容紹介

・この本で学んだこと

・まとめ

基本情報

著者 菊池真理子

ページ数 144ページ

判型・造本・装丁 A5判 軽装

初版奥付日 2022年10月10日

ISBN 978-4-16-090134-6

この本では菊池さんを含む7人の当事者の人生を、短編集として漫画にしています。

宗教2世。

親が宗教を信仰している家の子供。

宗教ありきで育てられ、世間とはずいぶん違う生活を送っています。

参加してはいけない学校行事があったり。

薬を使わせてもらえなかったり。

人を好きになってはいけなかったり。

休日は宗教活動のための日だったり。

もちろんそこに幸せを見出す人たちもいるけれど、中には成長するにつれて苦しさを感じる子供達がいることを、知ってほしい。

著者含む、7人の宗教2世たちが育ってきた家での出来事をマンガ化した作品が、加筆修正を加え、単行本化。

この本を読もうと思ったわけ

以前NHKで宗教2世がテーマの番組を見たのがきっかけです。

僕は宗教2世ではありませんが、父から「お前は長男なんだから」と厳しく育てられました。

父親の長男論を押し付けられて、とても辛かったです。

僕も親との関係を見つめ直そうと思い、この本を読もうと思いました。

内容紹介

1.子どもが親の宗教を背負う必要はない

俺たちが宗教離れて親が悲しんだとしても それは親の問題だよね。(略)

俺たちは俺たちの人生を生きていいんだよ 第3話

神様を信じるか どんなふうにつきあうか すべては自分が決めることだから 第4話

2.子どもは親に愛されたいだけ

私が宗教を否定したら彼らの信仰も崩れる 

こんなに大事にしてくれる 大好きなお父さんお母さんの… 第3話

神や仏に愛されるよりも 私たち親に愛されたかったんだから 第7話

3.一人で苦しみを抱えなくていい

ひとりで泣いたら悲しいだけ

でも10人で100人で泣いたら 泣き疲れた後に少し笑えるかもしれないから

あとがき

この本で学んだこと

宗教2世は親が信じる宗教と、親への愛情との間で苦しんでいると知りました。

親子はそれぞれ違う人格を持つ個人であり、互いを尊重することが大切だと感じました。

まとめ

短い漫画ですが、読んでいて胸が痛くなり、心を動かされました。

ヘビーな話も多いですが、漫画なので読みやすかったです。

宗教2世について知りたい人が初めて読む本としてオススメです。

親子関係で悩んでいる人の心の支えになってくれると思います。

生きづらさを抱えている方には以下の本もオススメです。

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【名言多し】諦める力(著:為末大)の感想

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「人生が思い通りにいかず、悩んでいる…」

「仕事にプライベートと、あれこれ頑張ることに疲れた…」

突然ですが、みなさんは頑張れば夢は叶うと思いますか?

答えはノーです。

なぜか?

それは今回ご紹介する、為末大さんの「諦める力」を読めば分かります。

この本は目標に向かってどう頑張ればいいか分からず、道に迷っている方にオススメです。

 

目次

・基本情報

・この本を読もうと思ったわけ

・内容紹介

・この本で学んだこと

・まとめ

基本情報

著者 為末大

発売日 2018.10.05

判型/頁文庫判/248頁

ISBN 9784094700237

著者の為末大(ためすえだい)さんは元アスリートで、400mハードルの日本記録保持者です。

現役引退後はコメンテーターなど、マルチに活躍されています。

「がんばれば夢はかなう」と信じて努力し続ける人を世間は賞賛する。

しかし、夢がいつまでたってもかなわないこともある。

それでも費やした時間を無駄にしたくないから、応援してくれる人の期待を裏切りたくないから、そして何より「逃げた」といわれたくないから、がんばり続ける……。

その苦しさを誰よりも知っているトップアスリートの著者は、「やめる」を「選ぶ」と再定義して楽になったという。

叶わぬ夢の呪縛から自由になるためには、世間の価値観ではなく自分の価値観で生きよ、と説いて大きな反響を呼んだベストセラー。

目次

文庫版のためのまえがき
はじめに

第1章 諦めたくないから諦めた
一八歳の決断
努力しても無理かもしれない
手段を諦めることと目的を諦めることの違い
「勝ちやすい」ところを見極める
憧れの人は自分の延長線上にいるか?
負け戦はしない、でも戦いはやめない

第2章 やめることについて考えてみよう
続けることはいいことなのか?
できないのは努力が足りないからか?
諦めないことの代償
応援してくれる人が責任をとってくれるわけではない
「せっかくここまでやったんだから」という呪縛
「今の人生」の横に走っている「別の人生」がある
他者の願望や期待に配慮しすぎていないか?
「あなたには向いていない」と言ってくれる人
「飽きた」という理由でやめてもいい
日本人の引退の美学、欧米人の軽やかな転身
やめるための「儀式」をしよう
ルールと締め切りは絶対に守る
迷ったら環境を変えてみる
何を「普通」ととらえるかで人生が変わる

第3章 現役を引退した僕が見たオリンピック
「勝てなくてすみません」への違和感
なぜ負けたかわからない
自分はどの程度自由か
論理ではなく勘にゆだねる
「負けて悔しいでしょう?」と聞くのは残酷か
「夢がかなう」人はごくひと握り
一意専心よりもオプションを持つこと
コーチを雇う欧米人、コーチに師事する日本人

第4章 他人が決めたランキングに惑わされない
「したたかなきれいごと」で存在感を出すイギリス
「勝っている状態」を定義する
「どっちがいいか」という選択を毎日意識的にしてみる
いつまでも自分で決められない人たち
選ばれるのを待つ人生か、自分で選ぶ人生か
積む努力、選ぶ努力
「俺的ランキング」でいいじゃないか
「陸上なんていつやめたっていい」と言い続けた母
どの範囲の一番になるかは自分で決める
金メダルは何の種目で取っても金メダル
AKB総選挙で生まれた「それぞれの物差し」

第5章 人は万能ではなく、世の中は平等ではない
不条理というものについて
生まれによる階級、才能による階級
あなたにとっての苦役は、あの人にとっての娯楽
「絶対に正しい」ものがあると信じているアメリカ人が苦手
リア充」なんて全体の一〇パーセントもいない
「誰とでも」は「誰でもいい」と同じ
「オンリーワン」の落とし穴
アドバイスはどこまでいってもアドバイス
「あなたのためを思って」には要注意

第6章 自分にとっての幸福とは何か
高倉健さんはなぜヤクザ映画をやめたのか
計算、打算は戦略の基本
手に入れていくことの幸福、手放していくことの幸福
「バカヤロー、おまえがなれるわけないだろ」
「やめてもいい」と「やめてはいけない」の間
他者に対する期待値を低くする
世の中は平等ではないから活力が生まれる
モビリティを確保する
どうにかなることをどうにかする
暗黙のルール
人が盲信するとき
やめる練習

おわりに

この本を読もうと思ったわけ

最近YouTubeで為末さんのチャンネルを見つけ、ファンになりました。

為末さんは普通の選手が言語化できないことまで丁寧に説明されていて、すごいと思いました。

為末さんのような深い人間になりたいと思い、この本を手に取りました。

内容紹介

1.目的を諦めなければ、手段は変えていい

自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解し、今、この瞬間にある自分の姿を悟る。

諦めるということはそこで「終わる」とか「逃げる」ということではない。(P.9)

2.今の人生の横には、別の人生がある

さらに言えば、今自分が走っている人生とその横に走っているいくつかの人生は、俯瞰してみれば、同じゴールにつながる別のルートである可能性もある。

直線的にゴールに向かう最短ルートもあれば、少し回り道かもしれないが、確実にゴールに到達するルートだってある。(P.65)

3.自分はこれくらいだと諦める

かつて「あなたは今、幸せですか?」という問いに「そこそこ幸せです」と答えていた人たちの多くが、「あの人たちに比べたら幸せじゃないかも」という気持ちにさせられているのではないかと思うのだ。(P.177)

すべてがつながって、何でも見える世の中になったことで、町民大会で終われなくなってしまったという感じがする。

町民大会で勝ったら市大会に進む、そこで勝ったら県大会、全国大会、果てはオリンピックと、際限なく成功の階段をのぼり続けないと「こんなしょぼい成功で満足していいのか?」という罪悪感や未達成感がある。(P.210)

この本で学んだこと

僕は病気があって普通には働けず、キャリアも収入もありません。

就職や結婚をした別の人生を夢想して、悲しい気持ちにもなります。

でもこの本を読んで、就職などはあくまで手段であって、人生の目的ではないと気付きました。

僕の人生の目標は、「自分のペースでコツコツ積み上げること」です。

その目標は今の人生でも叶えられると思うので、別の人生は諦めようと思います。

そして今の人生も「自分は平均以下の実力しかない」といい意味で諦めて、あんまり求めすぎずに生きたいです。

まとめ

人生を正しく諦めると、気持ちが楽になると気づきました。

年をとると、自分を変えるより、自分のままで楽に生きられるように環境を変える方が手っ取り早いです。

この本を読んで、”人生の断捨離”ができた気がしました。

30代~中高年の方に読んでもらいたいです。

人生を楽に生きたいと思っている方には、以下の本もオススメです。

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自己紹介

はじめに

このブログにお越し下さり、ありがとうございます。

ブログ主の”AKIRA6”です。

みなさんがいい本に出会えるきっかけが作れたらうれしいです。

プロフィール

30代の独身男。

10・20代の頃は自意識過剰な性格に苦しんでいた。

30代に入って精神的に落ち着き、もっと楽に生きたいなと感じ始めた。

こだわりが強く、好きな作家さんの本は全部読む。

本には神経質で、紙の端が折れるのも嫌。

好きな作家さん(敬称略)

・10代

東野圭吾伊坂幸太郎、森 絵都

・20代

朝井リョウ、浅倉秋成、武田綾乃

・30代

若林正恭(オードリー)、武田友紀

好きな本ベスト5(エッセイ含む)

・何者 朝井リョウ

・六人の嘘つきな大学生 浅倉秋成

夜は短し歩けよ乙女 森見登美彦

・ナナメの夕暮れ 若林正恭

・カラフル 森 絵都

これからの目標

最近、自分でもコントロールできない急激な心の変化に戸惑い中。

本を読んで、自分の現在地を探したいと思っています。

最近は家族との関係に悩んでいるので、本の力を借りてなんとかしたいです。

 

(感想)今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト(著・武田友紀)

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「もしかしたら私はHSPかも?」

「繊細な性格だけど、自分らしく幸せになりたい!」

今回ご紹介する本を読めば、HSPで生きづらさを抱えているあなたもハッピーになれます。

”今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト”(ダイヤモンド社

 

この本はHSPの方が幸せに生きるための方法を具体的に説明しています。

著者の武田さんはHSPの本を多数執筆されている第一人者です。

目次

・基本情報

・この本を読もうと思ったわけ

・内容紹介

・この本で学んだこと

・まとめ

基本情報

今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト
著者 武田友紀
発行年月:2020年04月
判型/造本:46並
頁数:236
ISBN:9784478109328

「繊細さ」は「幸せを感じるため」の素敵な気質。

大人気「HSP(とても敏感な人)専門カウンセラー」が
“繊細なあなた”だからこそ感じられる毎日の幸せを教えます。

HSPは克服すべき課題ではなく「ともに生きるもの」です。

目次

はじめに:感じる力の強い繊細さんへ。
——あなたの繊細さは「幸せの素」

序章 繊細さんってどんな人?
・繊細さんとは?
・繊細さんが持つ6つの幸せ
・繊細さは、まずは自分の幸せのために活かそう

第1章 感じる幸せ
——身のまわりのいいものに気づいてめいっぱい味わう
・感じる幸せを伸ばすには
・繊細さんのエネルギーチャージ。心満たされる空間をみつけよう
・思いっきり「欲」を出していこう!

第2章 直感の幸せ
——人生のときめきをUPさせ、想定外の未来へ自分を運ぶ
・直感の幸せを伸ばすには、「ある」前提で使ってみる
・直感を言語化してみると、自分がわかる
・一見関係ないものごとも、一本の道につながっている

第3章 深く考える幸せ
——ひとり静かに世界とつながる
・自分を探求するには、アウトプットする
・気持ちや感覚を書くことで、自分とのつながりが強くなる
・人生の転機には、内面に向き合う時間を大切に

第4章 表現の幸せ
——本当の自分で人とつながる
・表現には、様々な形がある
SNSは繊細さんと相性がいい
・創作が止まったあなたへ

第5章 良心の幸せ
——やりたいことをやることで、まわりの人を笑顔にする
・良心の幸せを伸ばすには(1)自分が「いい」と思うことをやる
・良心の幸せを伸ばすには(2)人を助けすぎなくても大丈夫
・事故や事件、災害のニュースがつらいときは

第6章 共感の幸せ
——「わかりあう」を手放して、いろんな人と笑い合う
・繊細さんは、聞き上手
・「聞き上手」は、自分の意志のもとに使う
・「雑談が苦手」なのはなぜ?

おわりに

この本を読もうと思ったわけ

私自身HSPの傾向があり、人間関係で気を遣いすぎることに悩んでいました。

前武田さんの”「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本”を読み、心が楽になりました。

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「もっとHSPのことを学びたい」、「武田さんの考え方を知りたい」と感じ、この本を手に取りました。

内容紹介

1.自分自身を大切にする

まず大切なのは、「楽しんだり感じたりすることに、もっと時間を使っていいんだ」と許可することです。(P.44)

「これまで、どんなときに幸せを感じたかな。嬉しかったかな」「心を満たされるときってどんなとき?」と、自分に問いかけてみてください。(P.45) 

2.自分が本当にやりたいことをする

「人生をかけてやりたいこと」は、実は、職業名やものごとの名前ではありません。

「本音で人と話したい」「黙々と手を動かしたい」「人の心を動かしたい」など、「~したい」のついた抽象的な言葉(動詞)で表されます。 (P.110)

なにより、趣味でも家事でもやりたいことをやると、心が満たされてふっくらします。

自分が幸せだから、自然と、家族やまわりの人に優しくできます。 

自分が幸せになることで、まわりまわって幸せになる人がふえていくのです。(P.213)

3.他者とあたたかい関係を築く

やりたいことをやり始めると、自然と、気の合う人と出会えるようになります。

ここでいう「気が合う」とは、単に「趣味が同じ」という意味ではありません。

大切にしているものや人生の時期が似ている人と出会えるのです。(P.220)

この本で学んだこと

この本を読んで、自分はどんな時間や空間が好きか考えてみました。

僕は本屋や図書館をぶらぶらするのが好きです。

あと静かなカフェで本を読んだり、自宅で音楽を聞くのも幸せ。

すると自分がしたいのは「リラックスして過ごす」ことだと分かりました。

この本で自己分析してみて、「自分はこういう人間なんだ」と、自分のことが好きになれました。

まとめ

本を読むと武田さんの優しさが心にしみて、優しい気持ちになれました。

HSPの人が幸せになる方法が実践的に書かれていて、分かりやすかったです。

 また”「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本”との関係ですが、どちらから読んでも大丈夫だと思います。

読む順番はあまり気にせず、読みたい方から手に取るのがオススメです。

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自分らしく生きる方法を知りたい方は、こちらの本も参考にしてみて下さい。

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