コツコツ読書ブログ

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【読むと魂が震える】「勝ち続ける意志力」プロゲーマー・梅原大吾の名言が超一流だった!

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今回は梅原大吾さんの”勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」”を紹介します。

勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 著:梅原大吾

 

目次

・基本情報

・この本を読もうと思ったわけ

・内容紹介

・この本で学んだこと

・まとめ

「勝ち続ける意志力」の基本情報

発売日 2012.04.02
判型/頁新書判/256頁
ISBN 9784098251322

ゲームファンから「神」と崇められ、「世界一長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスブックに認定されている伝説のゲーマー・梅原大吾が、初めて熱い想いを語る。

「小学生からゲームが好きだった僕は、勉強も部活もしてこなかった。

だからこそ、ゲームを通して自分を成長させるのだ」との強い意志のもと、17歳で強豪を破って世界大会優勝。

その後、一度ゲームを辞めた時の挫折感、そして復活、再び世界一になり、プロ契約、ギネス認定に至るまでのウメハラの全貌がここに明かされる。

「勝ち続ける意志力」を読もうと思ったわけ

元アスリートの為末大さんがご自身の著書で梅原さんの言葉を引用されており、梅原さんに興味を持ちました。

ストイックな梅原さんの考え方を、仕事や趣味に生かしたいと思って読みました。

「勝ち続ける意志力」の名言

勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことで、バランスを崩さず真摯にゲームと向き合い続ける必要がある。(略)

ひとりの人間がやるべきことをやり、もうひとりの人間に勝った。

ただそれだけの、当たり前のことをやり続けた人間が、今回に限って勝てたということを忘れてはいけない。(P.57)

弱点を突いて勝つ戦法は、勝負の質を落とすような気さえする。

その対戦相手は自分を成長させてくれる存在なのに、その相手との対戦をムダにすると感じるのだ。

だから、弱点を突かず、むしろ相手の長所となる部分に挑みたい。

結局、自分自身の力で勝つことが一番。(P.68)

自分を変えるとき、変化するためのコツは、「そうすることで良くなるかどうかまで考えない」ということだ。

もし悪くなったとしたら、それに気づいたときにまた変えればいい。

とにかく、大事なのは変わり続けることだ。 (P.99)

10の強さを手にする方法は簡単に教えられる。

だが、11、12、13の強さを手にする方法は言葉では教えられない。

それでも口に出して言うとすれば、「すべての可能性を試した果てにあるもの」ということになるだろう。

それはテクニックや方法論ではなく、ほとんど姿勢や居住まいの問題になる。(P.119)

僕はゲームを楽しみたいとか、ゲームで勝ちたいとか、その程度の気持ちではなく、もう少し別の次元で物事を考えている。

やはり、ゲームはあくまでもゲームで、本当の目的は自分自身の成長にある。

だから、あえて暗くて険しい道を行く。(P.121)

これまでの経験から言えるのは、自分を痛めつけることと努力することは全然違う、ということだ。(P.182)

考えることを放棄して、ただ時間と数をこなすのは努力ではない。

それはある意味、楽をしているとさえ言える。

頭を使って考えることの方が苦しいから、それを放棄してガムシャラに突き進んでいるのだ。(P.184)

もちろん、大会で優勝するとか結果を残すという目標はあってもいい。

人間は目標があるから頑張れるし、だからこそ力を発揮できることがある。

だけど、その目標にとらわれ過ぎて、 それが目的になってしまうと、なぜだか結果はついてこず、続けられるものも続けられなくなる。(P.190)

自分にとっての適量を考えるなら、「その努力は10年続けられるものなのか?」自問自答してみるのがいい。

甘過ぎることもなく、厳し過ぎるわけでもない。

10年続けられる努力であれば、ちょうどいいと言える。(P.194)

大切なのは時間を費やすことではなく、短くてもいいからそれを継続し、そのなかに変化や成長を見出すことだ。

2円安いスーパーを見つけるような小さな変化でいいから、その変化に気づき、そこに成長を感じながら日々を過ごせたら何よりだと思う。(P.212)

「楽しんだ者勝ち」というのは、若い頃は自然にできることなのに、年齢・経験とともに次第に難しくなる。

勝つのがではなく、楽しむことが難しくなるのだ。

新しいものを否定しないこと。

そして、新しいものから素直に学ぶ姿勢を忘れないこと。(P.238)

階段を登れば、それが正しい階段であろうが、間違った階段であろうが、必ず何かが残る。

間違った階段を登ったときに手に入れた経験値があれば、また違う階段を登るとき少しだけ登りやすくなる。(P.248) 

「勝ち続ける意志力」で学んだこと

梅原さんはとにかくストイックで、自分の力で道を切り拓いていく方なんだと感じました。

トップになることと、トップでい続けることは別物なんだと分かりました。

梅原さんは、ゲーム界のイチローさんのような方だと思いました。

「勝ち続ける意志力」のまとめ

継続することの大切さ。

他力ではなく自分を高めるべし。

梅原さんの言葉を聞くと、「よし!やるぞ」と元気がもらえます。

今大きな壁にぶち当たっている人、モチベーションが下がっている人にオススメです。

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