コツコツ読書ブログ

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【感想】小川さゆり、宗教2世(著:小川さゆり)

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今回紹介する本は、小川さゆりさん(仮名)の「小川さゆり、宗教2世」です。

小川さゆり、宗教2世

 

目次
・基本情報

・この本を読もうと思ったわけ

・内容紹介

・この本で学んだこと

・まとめ

「小川さゆり、宗教2世」の基本情報

発売日 2023.03.07
判型/頁 4-6/226
ISBN 9784093801256

「神の子」じゃなく、私として生きたい
統一教会の「教会長の娘」として生まれ、絶望の末に脱会した彼女は、なぜ両親から止められ、教会から妨害されても屈せず、「涙の告発」を決意するに至ったのか?

「被害者救済法案」成立の立役者となり、「宗教2世」のシンボルになった小川さゆりさんの覚悟の手記、緊急刊行!

〈家族の生活の中心だった統一教会を私はどうして信じるようになり、そしてなぜ脱会しようと思ったのか。

与えられた家族の価値観からどのように脱し、新たな家族を築く道を選んだのか。

この本のなかでこれから書いていくのは、私がなぜ、自分の顔を出して2世問題に取り組むに至ったかの半生です。〉

(「はじめに」より)

「小川さゆり、宗教2世」を読もうと思ったわけ

小川さんのことはメディアの報道で知り、顔出しで活躍する姿をすごいなと思いました。

宗教2世の問題の本質は、「子どもが親の信じる価値観を押し付けられ、人権や可能性が侵害されること」だと私は考えています。

小川さんはどうやって親の信じる宗教から脱し、自分が信じるものを見つけられたのか。

それを知りたくてこの本を読んでみようと思いました。

「小川さゆり、宗教2世」の内容紹介

1.恋愛を制限される苦しみ

統一教会では連帯債というものがあり、自分が堕落すると、家族や霊界にいる先祖も天国へ行けなくなるのです。

だから、恋愛への憧れはありながらも、堕落することはとても怖かった。(P.99)

ですが、男女にかかわらず、そして対象が異性・同性であるにもかかわらず、恋愛感情というのは人間として当たり前に湧き出てくるものです。(略)

その人間として当たり前の恋愛感情を厳しく禁止されることによって、私は罪悪感を植えつけられているように感じていました。(P.121)

2.無条件の愛とはなにか?

「なんで許せるの。

あなたは死んだらなにも残らないと言ってたじゃない。

まじめに生きたって、悪いことをして生きたって、天罰なんてない、最後は死ぬだけなのに、神様なんていないのに」

これといった信仰を持たない夫が、なぜ私を許し、愛せるのか、私には理解できませんでした。

夫は、「そんなの、俺がそうしたいから」「さゆりは無条件に愛してもらった経験をしていないから」と言います。

夫は、自分は祖父母にそうやって愛してもらえたから、人をそう愛せると思うと。

私はそのとき、自分がずっと求めていた無条件の愛を、夫がくれていることに気づきました。 (P.220)

「小川さゆり、宗教2世」で学んだこと

統一教会の教義では恋愛や、結婚前に異性の体に触れることを禁じているそうです。

同性愛はもっての他で、絶対に許されないことだと説明されていました。

しかし人間が誰かを好きになるのは自然なことであり、抑圧できるものではありません。

人間として当たり前の感情が認めらず制限されることは、人権侵害だと感じました。

また小川さんと旦那さんのやり取りを読んで、西加奈子さんの小説を思い出しました。

西さんの小説には、「自分が信じるものは、自分が決める」というメッセージがあり、僕も強い影響を受けました。

小川さんも結婚や出産を経て、「誰かに強制されたもの」ではなく、自分が信じるものを見つられたんだなと思いました。

僕はこの本を読んで、「宗教は杖であって、歩くのはあくまで自分」だと考えました。

「小川さゆり、宗教2世」のまとめ

誰かに選ばれるのではなく、私が選びたい。

私が信じることは、私が決める。

この本を読んで、人はどんな状況でもリカバリーできるんだと学びました。

中高生の読書感想文や、老後の人生に不安があるシニアの方にもオススメです。


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