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今回は岡田斗司夫(FREEex)さんの「僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない」を紹介します。
僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない
目次
・基本情報
・この本を読もうと思ったわけ
・内容紹介
・この本で学んだこと
・まとめ
「僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない」の基本情報
発売日 2014年10月15日
判 型 新書判並製
ISBN 978-4-569-82121-4
就職を考えている若者の過半数が「なんで決まんないのかなぁ」と悩み、決まっている人も大喜びできず、「これでいいのかなぁ」と半信半疑。
苦労の末に入った会社なのに、しんどすぎて、すぐにでも辞めたい。
チャンスを一回逃したら「新卒」と呼ばれなくなって、さらに厳しい。
転職活動はこれまた輪をかけて厳しい――。
何かヘンです。明らかに、何かがズレています。
いつの間に日本人は、こんなに「仕事」で悩むようになったのだろう。どうやら僕たちは「働く=就職」と勝手に思い込んでいないだろうか。
就活や会社生活に疲れきったすべての日本人に向けて、「評価経済社会」の到来を予言した稀代の評論家が、金儲けからもストレスからも余計なプライドからも解放された、<なんとなく気持ちのいい新しい働き方>を本書で紹介します。
就職や仕事の問題に悩んでいるみなさん、「仕事サーファー」「愛されニート」という生き方を選んでみるのはどうですか?
「僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない」を読もうと思ったきっかけ
僕は学校を出て新卒で就職できず、今も低収入で困っています。
この本を読んだのは、会社に勤めることができていない現状を岡田さんに肯定してほしかったから。
就職しなくても生きていける方法が知りたいと思いました。
「僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない」の内容紹介
1.「働く=会社に雇われる」ではない
「就職しなくてもいいのか?」という質問の答えは、一般企業に「いわゆる就職」しようとするのは、とくに有利ではないかぎり、やめたほうがいいですよ、ということになります。
そんなことをするくらいなら、仕事や役割を身近な場所で見つけたほうが、ずっといい。
たとえば自分の足で歩いて動きまわれる範囲内で探してみましょう。
就職ではなく「お手伝い」という気持ちで、自分のキャラクターを少しずつ評価してもらえるようにがんばるのが、結果的にはいちばん早道だと思います。(P.190)
「人生には自分の目的がなきゃいけない。自分なりの生きていく意味がなきゃいけない」という思い込みから、自分自身を解放してあげる。
なんとなく生きていって、人助けができて、だんだん「いい人」と呼んでもらえるようになって、まわりには気持ちのいい仲間がいる状態。
こんな勇者の生き方のほうが、ずっと楽しいのではないかと思います。(P.182)
2.お金は煩わしさから逃れるためのもの
むかしの人なら当たり前にできた「気づかい」とか「間合い」とか、現代人はほんとうに不得意です。
いや、不得意だと感じるんじゃなくて「絶対にイや」「カネを払ってでも避けたい」と考えてしまう。(略)
食うためにお金がいると言っていますが、人間の支出の七割は食うためじゃない。
煩わしさを逃れるために使っています。(P.69)
3.コミュニティを育てることが大切
コミュニティは学歴や資格みたいに一回つくったら終わりというものではなく、キャリアみたいにごまかせばなんとかなるものでもなくて、保ったり育てたりをずっと続けていかなくてはならない、農作業に近いものなんですね。(P.143)
「僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない」で学んだこと
会社勤めができないなら、色々な人のお手伝いをする。
ご近所付き合いをして、おすそ分けのような関係を広げていく。
お金に頼らず物々交換や人的ネットワークで生きる方法を模索する。
「僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない」のまとめ
岡田さんはお話が上手で、「今の社会ってこうなってるんだ!」と視野が広がるのが面白かったです。
この本を読んで、自分はお金に縛られすぎていたなと気づきました。
「お金=やっかいなことを避けるためのコスト」だと分かって、はっとしました。
岡田さんのアイデアを完璧に実行するのは難しいかもしれません。
でも地元の町内会の仕事を手伝うなど、自分のできる範囲でやってみようと思えました。
お金や将来に不安がある方が読むと、気持ちが楽になると思いますよ。
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